ダイナミック ディスクとボリュームについて

  • 2012.04.05 Thursday
  • 13:50
ダイナミック ディスク内に確保する単一のディスク領域、あるいは複数のディスク領域の集合です。
FAT、または NTFS のファイル システムでフォーマットされ、それぞれドライブ文字が割り当てられています。
ダイナミック ディスク上のディスク領域を「ダイナミック ボリューム」と呼ぶのに対し、ベーシック ディスク上の領域は、「パーティション」と呼びます。
ダイナミック ボリュームは、[管理ツール] のひとつ [コンピュータの管理] で管理できます。

ダイナミック ボリュームには、以下のようなメリット・デメリットがあります。

ダイナミック ボリュームのメリット
従来のパーティションは、単一のディスクの連続した単一の領域でしか作成できませんでした。
しかし、ダイナミック ボリュームでは複数のディスク領域をとりまとめて、1 つのボリュームとして取り扱うことが可能です。
他のボリューム内の空フォルダに、ダイナミック ボリュームを割り付けることが可能です。
ダイナミック ボリュームでは、従来のパーティションでは不可能だった作成後のサイズの追加が可能です (削減は不可能です)。
複数のディスクドライブがあれば、ミラー ボリュームや、ストライプ ボリュームといった付加機能を持つダイナミック ボリュームが使用できます。
3 台以上のディスクドライブがあれば、ミラー ボリュームとストライプ ボリュームの双方の機能を合わせた、RAID-5 ボリュームが使用できます。
ダイナミック ボリュームのデメリット
状況によってはファイルの読み書きの処理速度が低下する場合があります。
Windows 2000、Windows XP Professional Edition 以外の OS からは、直接のアクセスができなくなります (ネットワーク経由でのアクセスは可能です)。

ダイナミック ボリュームには以下の種類があります。
シンプル ボリューム
一つのディスク上に作成する一般的なボリュームです。従来のパーティションでは不可能だった、作成後のサイズの追加が可能です (削減は不可能です)。
スパン ボリューム
複数のディスクにまたがるシンプル ボリュームです。
ミラー ボリューム
複数のディスクドライブ上に、データ内容を二重化して記録することにより、 片方のディスクドライブ上のデータが破壊されてもデータ復旧可能にします。しかし、そのぶん保存可能データ容量の倍のディスク容量が必要になります。
ストライプ ボリューム
複数のディスクドライブにデータを分散記録して、同時に読み出すことにより読み込みを高速化します。
その反面片方のディスクドライブが壊れただけですべてのデータが破壊されてしまう弱点があります。
RAID-5 ボリューム
ミラー ボリュームとストライプ ボリュームを組み合わせたものです。
3 台以上のディスクを使用し、分散記録による高速化と、3 台のうち 1 台のディスクが壊れても復旧可能なデータ多重化による安全性を同時に実現します。
システム ボリューム
システム領域が記録されたボリュームです。
システム ボリュームには、サイズの追加やドライブ文字の変更、空フォルダへの割り当ては行えません。