IIS 6.0の安定性、信頼性、可用性

  • 2012.02.22 Wednesday
  • 15:23
 IIS 6.0では、いままでには見られない監視サービスも備えられ、より高い安定性が確保されている。従来のIISでは、ワーカー・プロセスに不具合が発生した ら、管理者が手作業でIISを再起動するなどして、面倒を見なければならなかったが、IIS 6.0ではヘルス・モニタリングと呼ばれる監視サービスによって異常が検出されると、そのプロセスが自動的に再起動される仕組みになっている。その昔、無 反応になったWindowsアプリケーションを検出し、復帰させるCrash Guardと呼ばれる製品がSymantec社から販売されていたが、これと同種のサービスがIISには標準で備わっていると考えてよさそうだ。

Webガーデン

  • 2012.02.22 Wednesday
  • 15:16
1つのアプリケーション・プールに複数のワーカー・プロセスを割り当てた状態をWebガーデンと呼ぶ。Webガーデンの
機能を利用すると、1つのアプリケーションが複数のプロセスで処理されることになるため、マルチプロセッサ・システムで使用した場合のスケーラビリティが向上する。
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アプリケーション・プール

  • 2012.02.22 Wednesday
  • 15:11
 アプリケーション・プールとは、リクエスト・キューとワーカー・プロセスをまとめる単位である。アプリケーションは、いずれか1つの指定されたアプリケー ション・プールに所属する。そして、同一のアプリケーション・プールに所属するアプリケーションは、同一のリクエスト・キューとワーカー・プロセスを共有 することになる。つまり、プロセスの分離はアプリケーション・プールを単位として行われるのである。初期状態では、「DefaultAppPool」と名 付けられたアプリケーション・プールが1つ定義されているだけなので、必然的にすべてのアプリケーションはDefaultAppPoolに所属することに なり、プロセス分離は行われず、すべて同一のワーカー・プロセスによって処理されてしまう。
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IISのリクエスト/レスポンスのマネージャ

  • 2012.02.22 Wednesday
  • 14:54
クライアントとの通信は、カーネル・モード・ドライバとして実装されたHTTP.SYSが担当する。 あらゆるHTTPリクエストはHTTP.SYSによって受信され、リクエスト・キューに入れられる。このリクエスト・キューは、アプリケーション・プールごとに独立してHTTP.SYSによって管理されており、ワーカー・プロセスからの要求に応じてリクエストが取り出される。 レスポンスをクライアントへ戻すときもやはりHTTP.SYSを通過して、クライアントへと中継される。つまり、双方向に流れるすべてのリクエストとレスポンスが、たった1つのHTTP.SYSによって中継されるのである。その結果、HTTP.SYSがキャッシュの管理を行い、リクエストに対するレスポンスがすでにキャッシュにあれば、ワーカー・プロセスへと処理を移さずに、即座にレスポンスを返すことが可能になっている。 そのほか、アプリケーションに依存しないキャッシュ管理やログの記録などもHTTP.SYSで処理される。
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ワーカー・プロセス

  • 2012.02.22 Wednesday
  • 14:27
 ワーカー・プロセスは一定期間リクエストを処理せずにいると、自動的に終了する仕組みになっているので、初期状態(Webを全くアクセスしていない状態) では1つもw3wp.exeを見つけられないはずだ。これは、アプリケーション・プールを多数作成しても、アプリケーションがアクセスされない限りは、無 駄にプロセスが起動されることはないということを意味している。
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